リハビリと一言で言っても種類はさまざまです。お客さまによって症状が全く違うのですから当たり前のことです。具体的には運動医療、物理医療、日常生活動作の練習などがあります。まず始めに、物理療法について説明していきます。
物理療法とは、「熱、水、光、電気などの物理的エネルギーを疼痛の緩和、循環の改善、リラクゼーションの目的で使用する療法で、温熱、寒冷、電気、光線、水治、牽引などがあります。通常、運動療法と組み合わせて行われることが多いです。」
物理療法の特徴は副作用が起こらない、加重効果がある、再発しにくいなどが挙げられます。その一方短所は、再現性(いつやっても同じ効果が出ること)、即効性が低いなどがあります。薬物療法だとどうしても副作用が出てしまいますが、物理療法だと副作用は出ないので、副作用を心配することなく施術することができます。
物理療法にも種類があります。温熱療法、水施術法、寒冷療法、電気療法などがあります。
電気療法は電子施術器を用いて行います。電子施術器には超短波、低周波、イオン静電マイクロウェーブなどがあります。「電気で施術」と言うと怖い気がしますが、私たちの体の中では絶えず電気が起き、その電気は末端から情報を伝え脳から命令を筋肉に伝え収縮させています。このような体の性質を利用して外から何等かの電気的エネルギーを与えて、その機能を正常に戻そうとする試みが電機療法です。電気療法は全身の調和を保つのに役立つので、適当な運動ができなくても細胞の働きが活発になればいいなと思っている人は超短波療法を行い、細胞の働きを活発にし、新陳代謝を促進します。
イオン静電療法は血液成分を調整し、弱アルカリ性の健康な血液に保たれるので、栄養面のバランスの取れた食事が保たれ血液成分が調整され、ミネラル・微量栄養素等が十分活用される理想な体内になります。
低周波療法は神経の働きを調整し、ストレスを解消し、高周波静電療法は全身のバランスを整えるのに役立つので、ストレスもその日のうちに取り除くことができ、全身の調和を保つことができます。
このように「電気療法は全体に有効な電気を選んで人体に作用させるもので、無理なく自然に体の働きを活発にし、自然治癒力を高めることができます。」