負傷後の強固な固定が出来ない場合や、 回復期の早期現場復帰・スポーツ開始の実施時に筋肉や関節の負担を軽減させ、けがの予防、パフォーマンスの向上を目的に実施致します。
負傷部位に対し負荷が、かかりにくします。一般的にはテーピングは環状に巻きませんが、動作時に1~2時間のみ、末梢循環不全等に注意を払い施行する場合があります。
けが予防と同じく環状に巻くケースもありますが、正しい動作の意識付けや、一時的に痛みを抑える事を目的とし、スポーツ競技の1シーンに施行します。
二つの理由から、基本的にテーピングは施行しません。損傷部位の経過を観察しにくい事が一つと、もう一つにはテーピングでは充分な固定力、安静が得られないからです。捻挫や筋断裂の受傷直後は、損傷部位や程度に応じて処置法は異なります。